ファインチューニングとは?
ファインチューニングとは、すでに大量のデータで学習済のモデルを、ある利用目的に沿ってパラメータを微調整すること。
これだけだと、分からんと思うので、要するに、
既にあるモデル(AIの頭)を、自分の使いたい目的に合わせてちょっとだけいじる、ってこと。
現実世界で例えるとこんな感じ。
有名大学を卒業した新卒A君(=これが既存の学習済モデル)。
くつした株式会社で戦力になるには、くつした株式会社のお作法や社内ルールや、なんやかんやを覚えていかないといけない。この「くつした株式会社のなんやかんやを覚える」ってのが、ファインチューニングって感じ。
新卒A君がそのままくつした株式会社で使えない、ってわけじゃないんだけど、ファインチューニング(ここでいう、なんやかんやを追加で覚える)したほうが使い勝手良いよねーという話。
正直、普段の日常でAIを使う人にとってはそこまで使わない言葉かも。
ただ、AIの土台にはこういった技術が使われているんだーというところだけ何となく理解できていればOKかな。
※初心者向けに、かなーり分かりやすく嚙み砕いて書いています。
大幅な間違いはご指摘ください。多少の言葉の揺らぎはご愛嬌。